奉仕団紹介

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神奈川県安全赤十字奉仕団の前身は、1960年に水上安全法指導員協会として産声をあげました。当時の日本赤十字社の講習は、水上安全法、救急法及び家庭看護法の3講習であり、水上安全法指導員協会は水上安全法の普及を目的として指導員が集まって結成されたものでした。
その後、1982年に救急法の指導員も一緒に活動できるように拡大の要望があり、安全奉仕団設立準備会が発足され、翌年の1983年に神奈川県安全赤十字奉仕団と改組、改称され、水上安全法・救急法講習普及だけでなく事故防止の重要性や赤十字思想の普及も目的として誕生しました。

更に1989年には、指導員だけでなく、救助員、救急員の方々にも入団してもらい活動の活性化を図り現在に至っています。 当初は日本赤十字の講習は3講習でしたが、現在は、救急法、水上安全法、幼児安全法、雪上安全法及び健康生活支援講習の5つの講習に増えています。その他学校を対象にした「健康安全プログラム」や企業を対象にした「いつもここに安心を」事業もあり様々な講習を通して事故防止及び安全思想の普及に努めています。
本団は、各種イベントでの体験コーナー、団員の知識・技術の共通認識を持つための勉強会、親睦を目的にしたハイキング及び一泊研修など団員相互の信頼関係を深める事業も行っています。

団員には、様々な職業の方がおり、お互いに協力して活動することで、今まで知らなかったことを知ることができるなど、団の活動のほか団員相互の世界も広がっています。

また、それぞれの団員の活動可能日は平日であったり休日であったり人によって違いますが、各々の都合に合わせて誰もが活動に参加しています。
本団の活動が地域の安全・安心につながり、救える命を救うことが1件でも多くなるように、今後も団員一同力を合わせて様々な活動に努めてまいります。
委員長 赤澤精二